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1番弱い人に合わせる。

 

10月に入っても蒸し暑い日が続きますが、風や雲に秋を感じるこの頃です。

同じような出来事にあった時、傷つき倒れる人と何事もないかのようにすぐ立ち直る人…と、があります。

仮に「弱い人」「強い人」としましょう。

あなたはどちらですか?

「強い人」の多くは「弱い人」をめんどくさいと思います。自分が耐えられることを

その人が耐えられないからです。

これくらいのことで…と、密かに思っています。

これくらいのことで…という言葉の中には、私が耐えている事と比べて、という比較が含まれています。

「強い人」の多くは、そうして耐えることで強さを維持しています。

あ、でもちょっと待って!

耐えている..,とは、本来望まない状況を耐えているということですから、その状況が取り除かれることを、本当は望んでいるということですね。

自分がその状況を本当は取り除いて欲しいという率直な気持ちを言う「強さ」

それを持ち合わせていないということです。

「弱い人」は率直にそれを表現するので、「強い人」はそれが羨ましいのです。

羨ましい気持ちを恥と捉えなければ、自分も弱いところのある人間だと、認めることができるようになります。

ジャイアント馬場のような(古っ!)怪力の人にしか空けられないような瓶のフタを、指も肩も痛めながら空けようとする、そのこと自体に価値を見出すより、スッと空けやすい造りに変えた方が誰にもやさしいですよね。

1番弱い人に合わせた対応や社会は、強がってる人(あ、ほんとのこと言っちゃった!)

強い人にもやさしく心地よいものであるはずです。

写真は…

強がる人を止めてから笑顔の増えた私です。